上石神井の歯医者さん角田歯科

噛みあわせ治療

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歯の噛み合わせが悪いと身体に不調をきたし、原因が判らない症状や
不定愁訴をひきおこす事があります。一例で言いますと、腰痛、偏頭痛、肩こり、めまい、どうき、身体がいつもだるい、無呼吸症候群、 他、沢山の症状が関係してくる事が、研究でわかっております。

@ 噛み合わせが悪くなる原因
一般の歯の治療というのは、長年の治療の中で一部の歯だけしか治しません。そのため全体的に見ますとバラック小屋の工事のように、ばらばらになりがちでバランスが悪くなってしまうことが多々あります。
基本的に歯の高さが低くなってしまい、色々な不具合をひきおこすことが多いのです。
どの歯科医も一生懸命治療をしますが、どうしても部分的にしか治療出来ませんので仕方ないことでもあります。
他にも先天的に噛み合わせが悪いなどもありますが、後天的の方が圧倒的に多いのです。
審美性を気にするあまり故意に前歯のみを治される方もいますが
これも影響がないとも言えません。一本ぐらいでしたら良いのですが
多数いじる場合は噛み合わせに要注意です。
噛み合わせをよく考えてから治療するべきです。
虫歯を放っておくのも噛み合わせを崩す原因にもなります。
日本人は奥歯が元々低い方が多いので奥歯などが崩壊すると奥歯が余計低くなり顎関節が詰り、顎関節症になることも多いのです。
昔は歯の事など全く気にならなかった方も、最近どうも噛みにくい、右しか左しかあたらないとか、口を開けるとカクカクと関節の音がするなどの方は要注意です。

A かみ合わせ治療の方法
噛みあわせ治療とは全体の歯の高低や噛みあわせのバランス、あごの大きさ、口腔内の容積などをとても精密に分析や解析をしその方にあった、一番良い噛みあわせの状態を作り出し、症状を緩和して健康を取り戻すという治療法です。

治療方法はまず患者さんの身体のバランスを見てから、いい姿勢に修正し、ワックスで噛み合わせを取ります。
その後上下の歯型を精密にとり、歯型を特殊な機器で計測しそれぞれの歯牙の高さなどを解析します。そして上下の歯型を専用の機械につけ上下間の噛みあわせ具合を分析してどこをどういじるかを考えます。
歯の低いところは歯を補綴して高さを上げたり、どうしても歯が高すぎる所は歯を少し削ったりして、前後左右のバランスをとり全体の調和を取ります。
機械上でミクロン単位で制作したものを口腔内でもチェックし場合によっては口腔内でも調整し念密に合わせ身体との調和を図ります。

基本的に噛み合わせ治療はスプリントや仮歯、義歯の場合は義歯を加工したものやその他マウスピースなどを口腔内に装着して、何回も調整して身体の不調を治してから最後に本物の補綴物をセットして終了することが多いですが、全てがこの限りではありません。

B 噛み合わせのバランスの仕組み
歯牙というのはご存知のように頭部に属していますが、頭部というのは身体の中でも一番重い部分のパーツであり、その頭部は首(頸椎)で支えられています。
歯のバランスが悪いと頭部が前後左右に傾き、首が曲がり、背骨や腰椎なども曲がり内臓や神経などにも悪影響を与えるのです。
首というのは当然、頭部よりも細いので曲がりやすく長年曲がったままにしておくと頸椎に負担がかかり色々と悪影響が出ます。

C ご自身での身体と噛み合わせのバランスのチェック方法
(立位)壁などの真中にビニールテープなどで身長より長く線(正中線)を張り、床にも等間隔の線を引き両足を乗せ立ち、姿見などで後ろの正中線から身体がどちらに傾いているかをチェックします。あまり大きく後ろの線から外れている場合は要注意です。
(下の写真は座位での実際の治療の様子。
このような感じで姿勢をとり、治療に当たります)
画像 図解 座位

D 当医院でのカウンセリング方法
患者さんの主訴を良くお聞きし、前記の分析方法で確認し、治療方法、治療期間、補綴物の種類、治療内容の詳細なお話をしてから、治療にあたります。
カウンセリング時間は平均2〜3時間ほどになります。
ご自身が現在どういう状態にあるのか一度、カウンセリングだけでも受けられるとよくわかると思います。
当院では無理な治療はお勧めしておりませんのでカウンセリングだけでも大丈夫です。ご自身の状態を丁寧にご説明いたします。

噛み合わせ治療には保険は適用されません。自費治療になります。